濃厚で滑らかなアロス・コン・レチェ♪
スペインの牛乳で煮るお米のスイーツ「アロス・コン・レチェ」をご存知ですか?
日本人には馴染みのない組み合わせのスイーツですが、甘くて滑らかな牛乳の舌ざわりとふっくらしたお米の感触がたまらない、子供から大人までみんなに親しまれている定番スイーツです♪
知らないとモグリ?(笑)とまで言われてしまうほどスペインでは有名なこのスイーツ!材料を入れてかき混ぜるだけでできてしまう、伝統デザートの作り方をご紹介します。
アロス・コン・レチェを作ってみよう!
アロス・コン・レチェの材料
アロスコンレチェは、シンプルな材料から作られるシンプルデザートですが、スペイン各地や各家庭で作り方の違いもあります。
今回のレシピはクリーミーで美味しい!と褒めてもらっている (^^ゞ... 《一般的な王道アロス・コン・レチェ》と《少しアレンジした我が家のアロス・コン・レチェ》の2つのレシピをご紹介します。材料はどちらも同じです。
【王道アロス・コン・レチェの材料】
スペイン→4人分(マグカップ4つ分)日本→6人分…かな
お米:100g(洗わずそのまま使います)
牛乳:1リットル
砂糖:70g(〜100g)
シナモンスティック:1本
レモンの皮:少々
バター:少々(10g〜)
塩:ひとつまみ
シナモンパウダー:デコレーション用
材料のポイント
◎お米は丸いRedondoを使います。
◎牛乳は脂肪分の多い成分無調整牛乳を使うとコクがでて美味しいです。
◎レモンの皮は黄色い部分だけを使います。白い部分は苦味がでます。
◎牛乳は脂肪分の多い成分無調整牛乳を使うとコクがでて美味しいです。
◎レモンの皮は黄色い部分だけを使います。白い部分は苦味がでます。
覚え方
お米1:牛乳10倍
お米1=砂糖1(スペインのスイーツは本当に甘い!このレシピでは70%に減らしてあります)
お米1=砂糖1(スペインのスイーツは本当に甘い!このレシピでは70%に減らしてあります)
【王道アロスコンレチェの作り方 】
材料を全部入れて混ぜるだけ!
《2》沸騰直前で弱火にして1時間〜1時間半くらいかき混ぜながらコトコト煮る。
《3》牛乳がどろりとお粥状になったらお砂糖とバターを加えてさらに10分煮る。
《4》シナモンとレモンの皮を取り除き、大きな器または小さな器に盛り、表面に飾り用シナモンパウダーをふかけて出来上がり!
★しばらくおいて粗熱をとってから、または冷蔵庫で冷やして食べましょう♪
お粥みたいにもったりドロっとが大切♪
できあがり!
陶器やガラスにも、絵文字入れてもかわいい♪
陶器やガラスにも、絵文字入れてもかわいい♪
調理のポイント!
◎牛乳で煮込る火加減は沸騰する手前のコトコトが大事です。
◎火が強すぎて牛乳が足りなくなっても温めた牛乳を加えればOK♪
◎お砂糖は火を止める10分前に入れます。入れたあとは焦げやすいので注意してくださいね。
◎粗熱がとれるとお米に水分が吸われ若干ひきしまります。
◎火が強すぎて牛乳が足りなくなっても温めた牛乳を加えればOK♪
◎お砂糖は火を止める10分前に入れます。入れたあとは焦げやすいので注意してくださいね。
◎粗熱がとれるとお米に水分が吸われ若干ひきしまります。
アレンジもたくさん!
生クリーム、コンデンスミルク、バニラエッセンス、オレンジの皮、アニス酒、仕上げに表面をキャラメルにする、、、など。
【最近ハマっているアロス・コン・レチェの作り方】
《1》お鍋に牛乳を入れてゆっくり温めます。《2》別のお鍋にお米の分量と同じ水を中火にかけ、沸騰直前でお米を入れて30秒くらいさっとかき混ぜて白く濁ったお湯だけを捨てます。
《3》お米が入っているお鍋に温めた牛乳、風味づけのシナモン、レモンの皮、塩をひとつまみ入れて弱中火で45分間〜1時間かき混ぜ続けながらコトコト煮ます。
《4》牛乳がクリーミーなどろりお粥状になったら砂糖を加えて10分かき混ぜます。
《5》火を止めてバターを加えて混ぜ、シナモンスティックとレモンの皮を取り除き、容器に盛り、飾り用シナモンパウダーを振りかけて出来上がりです♪
ハマっているアロス・コン・レチェの作り方
2つのレシピの違いは?
一般的なレシピはお米の甘さともっちりした食感になるには、最低1時間は煮込んだ方がいいかなって思います。その他、コクを出すのに生クリームやコンデンスミルクを加えたり、少しずつ牛乳を加えながら2時間〜3時間かけて煮込んだりする場合も一般的です。最近ハマってる方のレシピは、最初だけ一手間多いですがこのお陰ででか?ちょっぴり時短でお米の甘さとふんわりした食感を楽しめます。
二つのレシピとも生クリームなしで作っています。牛乳だけでもコトコト煮めば濃厚で滑らかに仕上がるので若干ヘルシーです♪(生クリームはお好みで)
アロス・コン・レチェの食べ方
クリーミーな食感がたまらないスペインの味♪
冷やして食べても、常温で食べてもどちらも美味しいです。
ちなみにお米のふんわり舌食感と甘みを楽しめる常温の方が私は好きですが、夏は冷たい方がやっぱり口当たりいい〜。 お好みでどうぞ♪
アロス・コン・レチェのスペイン語
Arroz:お米con:一緒に、と
Leche:牛乳
Azúcar:砂糖
Mantequilla:バター
Canela:シナモン
Limón:レモン
スペインで食べるアロス・コン・レチェ
家庭はもちろん、レストランのランチメニューの定番デザートの一つとしてスペイン観光中にメニューでかけることも多いです。ただスペイン人にとってアロス・コン・レチェは《甘い甘〜いデザート》という認識が強く、基本的にかなりの甘さになっています。香りづけの強いお店もあるので、日本風の甘さ控えめスイーツがお好みの方は気をつけて♪
日本人は意外と苦手なアロス・コン・レチェ?
『お米を牛乳で甘く煮たお粥みたいなデザート?』と聞いただけで、日本人にとってはちょっと想像し難いデザートです。私もはじめは苦手でした(笑)!大好きになったのは、甘さ控え目に時間をかけて作ってくれた叔母のクリーミーなアロス・コン・レチェを食べてから♪ コトコト時間をかけて煮られる素朴な美味しさは最強です。
みんなに愛されるアロス・コン・レチェ♪
シンプルながら奥が深く、スペインで愛され続けているアロス・コン・レチェは、日本で言うならお汁粉みたいな存在に似ているかもしれません。コトコト時間をかけて煮上がった甘〜いお汁粉って、どこなく懐かしく、心がふわっと温かくなるような感じででしょうか。そんな想いが詰まっている素朴で美味しいスペインのアロス・コン・レチェ♪
スペインの味!ぜひお試しください♪
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