Los Caracoles, Casa Amadeo
カタツムリ料理と聞けば、バター仕立てでオーブンで焼いたフランス料理のエスカルゴをイメージする方も多いのではと思いますが、スペインもカタツムリを食べるんです。
スペインではカタツムリをカラコレス Caracoles といい、やはりグルメな珍味として親しまれています。今回のブログではマドリードの下町地区にあるカタツムリの名物バルをご紹介します。
マドリード蚤の市ラストロとカタツムリ屋さん
Casa Amadeo Los Caracoles, Madrid
400年以上もの歴史があるマドリードの蚤の市ラストロ El Rastro。骨董品、絵画、置物、洋服、アクセサリー、カードなどなど、ラストロに行けば無いものが無いと言われる蚤の市です。このマドリードの蚤の市は毎週日曜日に開催され、地元の方や観光客で賑わいます。
その中心となるカスコロ広場 Plaza de Cascorro に、カタツムリを美味しく食べさせてくれる1942年創業のマドリードの老舗バル、カサ·アマデオ·ロス·カラコレス Casa Amadeo Los Caracoles があります。蚤の市の日は、特に混雑するマドリードの人気バルです♪
名物のカタツムリを食べてみよう!
昔流の陶版でサービスされる名物カタツムリ
北スペイン産の新鮮で大きなカタツムリをチョリソと秘伝スパイスでじっくり煮込んだ素朴で美味しい名物料理です。
大きくてプリプリなカタツムリ
カタツムリの殻に入り込んだソースをお猪口のようにして「くいっ」と一口味わうと、優しいピリ辛な味わいが口いっぱいに広がり激ウマです。さらにカタツムリを楊枝で引っ張り出して、プリプリ·カタツムリの繊細な味を楽しみます♪
ノスタルジックで活気ある老舗バル
Casa Amadeo Los Caracoles, Madrid
細長い店内、赤い壁、モロッコ調のランプシェイド。引き詰められたレトロ感たっぷりの趣のあるタイルがいい感じ♪お店はいつもわいわいガヤガヤ、カタツムリを楽しむ人でいっぱいです。
カタツムリは昔ながらの陶版に盛られて出てきます。ここのカーニャ Caña(小グラス生ビール)は、昔サイズのカーニャで量がちょっぴり多め。ピリ辛のソースでじっくり煮込まれたカタツムリを、冷えたビールやワインと一緒にいただきます!
名物バルのメニュー
アマデオのメニュー
カタツムリは一皿(ウナ·ラシオン)12.50ユーロ とハーフ皿サイズ(1/2 メディア·ラシオン)7.50ユーロ。一緒に行く人数やカタツムリ好き度にもよりますが、4人くらいまでなら1/2ハーフポーションのタパスで十分です。
私はお持ち帰りをした事がないけれど、500gや1kgなどテイクアウトもできるみたいです。
カタツムリの他にもザリガニの煮込みや豚の耳など、珍味な郷土料理もたくさんありです。現地で珍味に挑戦したい方にはおすすめです。
アマデオさんからの嬉しいアドバイス
店内に大切に飾られている日本からの手紙は1982年もの
オーナーのアマデオさんから「余ったソースもパンに付けて食べるんだよ!」と教えて貰ってからそうしてます。 パンに付けながら味わうソースも格別で美味しい♪
少年だった1942年の頃から今でも現役で働くオーナーのアマデオさん。店内を足早に動き回って一生懸命働く姿はとても粋に感じます。笑顔が素敵なアマデオさん、いつまでもお元気で頑張って欲しいな♪
マドリードの蚤の市ラストロにあるカタツムリ屋さん
店舗情報と一言メモ
ショーウインドーに並べられたカタツムリと他の食材
そしてアマデオさんの似顔絵入りワインも♪
★カタツムリの他にも、ザリガニの煮込み Cangrejo de río や、豚の耳 Oreja de cerdoなど名物料理もあります。
★蚤の市ラストロが開催される毎週日曜日は普段以上に混み合います。
★お天気の良い日は、カスコロ広場にテラス席も設置される事もあります。
Casa Amadeo Los Caracoles
カサ·アマデオ·ロス·カラコレス
https://www.loscaracolesdeamadeo.com/
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