ラ·グランハ·デ·サン·イルデフォンソ宮殿と庭園
朝ごはんを食べてエネルギーが湧いたみたい!朝食だけして帰るつもりだったけれど、お天気も良いので、急遽このままドライブしてセゴビア方面を目指すことに。
緑に囲まれた旧街道の山道を30分ほど進むと、レアル·シティオ·デ·サン·イルデフォンソへ辿り着きました。
王族の愛した夏の離宮
La Granja de San Ildefonso
この街は18世紀のスペイン王フェリペ5世の命によって建てられたラ·グランハ·デ·サン·イルデフォンソ宮殿があり、バロック様式のベルサイユ風宮殿と美しい庭園がある街としても知られ、歴史的建造物群に指定されています。
フェリペ5世はフランスのボルボン家の出身。フランス国王ルイ14世の孫にあたるフェリペ5世は、フランスのベルサイユ宮殿で生まれています。現在のスペイン・ブルボン王朝の最初の国王です。
ラ·グランハ·デ·サン·イルデフォンソの美しい庭園
見どころはバロック様式の噴水のある庭園
ベルサイユ宮殿風の離宮
庭園のあちこちに26の噴水が設置され、お庭をお散歩しながら当時の優雅な雰囲気を今でも楽しめます。
地図の右側にあるのが El Mar《海》貯水湖があり、その水が庭園の噴水に行き渡るシステムです。18世紀当時は、王様や貴賓がお散歩中に噴水に近づくと、係の方達が手動で水道管を開放させて特定の噴水だけを稼働。水不足にならないようにコントロールされていたと言われています。
そうですよね。一見大きな貯水湖ですが、強い勢いを必要とする26の噴水をずっと稼働させるには、水が足りなくなっちゃいそうな感じでしたから。
現在、噴水は稼働していませんが《年に3回》全噴水が稼働する日があります。その日ばかりは18世紀当時のままの勢いよく流れる噴水の様子が一般公開され、その様子を一目見ようと多くの観光客で賑わいます♪
そうですよね。一見大きな貯水湖ですが、強い勢いを必要とする26の噴水をずっと稼働させるには、水が足りなくなっちゃいそうな感じでしたから。
今でも18世紀の噴水を体験できる!
宮殿の噴水
現在、噴水は稼働していませんが《年に3回》全噴水が稼働する日があります。その日ばかりは18世紀当時のままの勢いよく流れる噴水の様子が一般公開され、その様子を一目見ようと多くの観光客で賑わいます♪
調べてみると噴水が稼働する日は5月30日、7月25日、8月25日。なんと、明日は8月25日じゃない!明日来てたら稼働してる噴水が見れたのになぁ~とちょっぴり残念だったけれど、イベントのない日の方が静かに庭園を散策できたので、これはこれで良しです♪
美しい夏の離宮と秋の気配
日中は暑いけれど、庭園内の秋の気配を感じる散歩道
美しい庭園をのんびりお散歩していたかったけれど、さっきまで涼しい朝はどこへやら?日差しが急に強くなり気温も上昇して、ふうっ~、暑い~!
広大な庭園を端から端まで巡るにはまだ暑い。涼しい木陰で王宮を眺めながらのんびりカフェタイムです♪
サン·イルデフォンソ宮殿とカフェ
宮殿前のカフェで一息中、ふと見上げると栗の木に緑の実が付いているのを見つけました。まだまだ暑い夏だと思っていたけれど、季節は秋へと向かっているようです。
実りの秋の気配♪緑色の栗の実
セゴビア地方はマドリード近郊の美しい紅葉を楽しめる名所でもあります。しっとりした秋の景色も素晴らしいので、その頃またゆっくりお散歩しに訪れたい場所です♪
ラ·グランハ·デ·サン·イルデフォンソ宮殿情報
La Granja de San Ildefonsoラ·グランハ·デ·サン·イルデフォンソ宮殿
https://www.patrimonionacional.es
観光インフォメーション
www.turismorealsitiodesanildefonso.com
【アクセス】
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